患者Mさん

私の担当のMさん、半年ぶりに定期健診にみえた。
Mさん、少し前までは噛み合わせで相当苦労されて、治療を頑張られ、
今快適な噛み合わせを得られた方である。
そんなMさんが、「特に気になるところはないよ!歯石とりにきた」と来院されたのだ。
私はすごく嬉しかった。

そして早速お口の中を見せていただいた。まぁ綺麗なこと!軽く歯石はついているものの、
全体的にブラッシングがいきとどいている。

私「何でも食べれてます?」
Mさん「うん。何でも食べれるね」
私「すごく歯みがき上手ですよ!でも、左上の1番奥の歯の頬っぺた側だけ汚れが残ってます」
Mさん「わかった」

と、こんな会話をしながら上の歯の歯石とりを終え帰られた。

1週間後、下の歯の歯石とりに来られた。
Mさん「左上は磨けてるかな?」
気にかけてくれていた。その気持ちだけで嬉しかった。

私「前回よりいいですね、おしい!あと1/3残ってますよ」

頑張って磨いてこられたのがわかったから本当は綺麗になってますで終わろうと思った。
でも他の歯が完璧に近い程磨けていたので、辛口で指導をさせていただいた。

私より30歳以上も年上のMさん、人生の大先輩である。
そんな方が私の話を真面目に聞き、そして実践されている。

すごく心がほっこりした。
歯科衛生士になってよかったなって思えるある10月の出来事でした。

Mさん、また半年後お会いしましょう!

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